PlusleSeedCalculator.Library.IRandomK インターフェース

これはプラスルツールのプラグイン作者向けに書かれた記事です。
プラグインの使い方を知りたい方は[id:plusletool:20100918:howtouse]を参照。
プラグインの作り方を知りたい方は[id:plusletool:20100918:PluginManual]も参照。

個体値乱数計算に必要になりそうなメソッドを提供するインターフェースです。
このインターフェースを実装したインスタンスは、ICalculator インターフェースのCalculatorメソッドの引数として、プラスルツール本体側から提供されます。
よってプラグイン作者はこのインターフェースを実装する必要はありません。

Index プロパティ

個体値乱数列初期化時から数えた、個体値乱数の現在の消費回数です。
このプロパティ値は、IRandomK.NextメソッドまたはIRandomK.NextKotaichiメソッドを呼び出す度に1ずつ増加します。

【定義】

int Index { get; }

【プロパティ値】
個体値乱数列初期化時から数えた、個体値乱数の現在の消費回数。

Next メソッド

次の個体値乱数を取得します。
ここでいう個体値乱数とは、いわゆる r2[n] のことです。
このメソッドを呼び出す度に、個体値乱数を1消費します。
このとき、Indexプロパティの値が1増加します。

【定義】

uint Next();

【戻り値】
次の個体値乱数

NextKotaichi メソッド

次の個体値乱数から個体値(0〜31)を取得します。
このメソッドを呼び出す度に、個体値乱数を1消費します。
このとき、Indexプロパティの値が1増加します。

【定義】

int NextKotaichi();

【戻り値】
個体値(0 以上 31 以下の整数)