PlusleSeedCalculator.Library.IUtil インターフェース

これはプラスルツールのプラグイン作者向けに書かれた記事です。
プラグインの使い方を知りたい方は[id:plusletool:20100918:howtouse]を参照。
プラグインの作り方を知りたい方は[id:plusletool:20100918:PluginManual]も参照。

iniファイルの読み書きに必要になりそうなメソッドを提供するユーティリティインターフェースです。
このインターフェースを実装したインスタンスは、IPlugin インターフェースのInitializePluginメソッドおよびFinalizePluginメソッドの引数として、プラスルツール本体側から提供されます。
よってプラグイン作者はこのインターフェースを実装する必要はありません。

GetIniSections メソッド

iniファイルに含まれるセクション名をすべて取得します。
ただし、合計(MAX-セクション数)文字までしか取得できません。
(現バージョンではMAXの値は1024ですが、今後変更する可能性もあります。)

【定義】

IEnumerable<string> GetIniSections();

【戻り値】
iniファイルに含まれるセクション名のコレクション。

GetIniKeys メソッド

指定したセクションに含まれるキー名をすべて取得します。
ただし、合計(MAX-キー数)文字までしか取得できません。
(現バージョンではMAXの値は1024ですが、今後変更する可能性もあります。)

【定義】

IEnumerable<string> GetIniKeys(
	string section
);

【パラメータ】

section
セクション名

【戻り値】
指定したセクションに含まれるキー名のコレクション。

GetIniValue メソッド

指定したセクションとキーからiniファイルの設定値を取得します。

このメソッドには2個のオーバーロードがあります。

【定義1】

string GetIniValue(
	string section,
	string key
);

【パラメータ】

section
セクション名
key
キー名

【戻り値】
セクションとキーの組み合わせに対応するiniファイルの設定値。
セクションとキーの組み合わせがない場合、string.Emptyが返ります。

----------------

【定義2】

string GetIniValue(
	string section,
	string key,
	string defaultValue
);

【パラメータ】

section
セクション名
key
キー名
defaultValue
デフォルト値

【戻り値】
セクションとキーの組み合わせに対応するiniファイルの設定値。
セクションとキーの組み合わせがない場合、defaultValueが返ります。

SetIniValue メソッド

指定したセクションとキーに値を設定します。

【定義】

void SetIniValue(
	string section,
	string key,
	string value
);

【パラメータ】

section
セクション名
key
キー名
value

ClearIniKey メソッド

指定したセクションとキーの組み合わせを削除します。

【定義】

void ClearIniKey(
	string section,
	string key
);

【パラメータ】

section
セクション名
key
キー名

ClearIniSection メソッド

指定したセクションを削除します。
セクション内に含まれるキーもすべて削除されます。

【定義】

void ClearIniSection(
	string section
);

【パラメータ】

section
セクション名

ClearIniAll メソッド

iniファイル内のすべてのセクション、キーを削除します。

【定義】

void ClearIniAll();

GetNextSeed メソッド

次のseed(seedを1回消費した値)を取得します。

【注意】このメソッドは下位互換のために残された非推奨メソッドです。
seedを消費する場合はIRandomS.Next() メソッドを使用してください。
また、現在のseedを得る場合はIRandomS.Seedプロパティを使用してください。

【定義】

ulong GetNextSeed(
	ulong seed
);

【パラメータ】

seed
性格値乱数のseed。いわゆるS1[n]のこと。

【戻り値】
次のseed。現在のseedがS1[n]なら、S1[n+1]。

GetSeikakuchiRand メソッド

seed から性格値乱数を取得します。

【注意】このメソッドは下位互換のために残された非推奨メソッドです。
性格値乱数を計算する場合はIRandomS.Next()メソッドを使用してください。
また、性格値乱数から乱数を得る場合はIRandomS.Next(maxValue)メソッドを使用してください。

【定義】

uint GetSeikakuchiRand(
	ulong seed
);

【パラメータ】

seed
性格値乱数のseed。いわゆるS1[n]のこと。

【戻り値】
seedから得られる性格値乱数値。いわゆるr1[n]のこと。